「デザイングランプリTOHOKU」は、グラフィックデザインの作品コンペを通じたデザインの向上を目的として開催されています。グラフィックデザイン文化を地域に根付かせ、印刷産業界とデザインの活性化を支援するものです。
21回目を迎えた2024年の作品テーマは「HOME」。
12月13日表彰式が「せんだいメディアテーク」で開催され、当社から一般部門に出品した5名のデザイナー全員の作品が入賞・入選しました。
優秀賞、東北経済産業局長賞
侘美 浩平
「HOME」より故郷の駅のイメージを図案化。 そこは思い出の場所であると共に、旅立ちの場所でもあった。 何かあった時、ここを思い浮かべることで初心に戻る。 そんな自分にとっての原風景をイメージしデザインした。
奨励賞、ユポ賞
大石 亮子
「外の世界では、どんな人も自分を守るために鎧を身につけてがんばっている」からこそ、唯一リラックスでき、自分を癒せるシェルターのような場所がHOME だと考えました。 帰宅して、部屋までの廊下で重い鎧を脱ぎ捨てて、開放的な服装で、ソファーの上でスマホを見ながらリラックスする至福のひとときを、抽象的なイラストと暖色と寒色のフラットな色使いで、誰にでも共感できるようなシンプルな表現を目指して作成しました。
入選
野田 香衣
人間=渡り鳥(燕)に置き換えて、「食糧(自身の成長の糧となる経験)」を求め外の世界を目指し、「巣(HOME)」に戻って周りを育てる。 その習性を見習い、自身もそうありたいと考え制作しました。
佐々木 雄貴
私は心がほっと温かくなり、安心できる場所がホームだと考えて制作しました。 仕事が終わり家に帰った時や、家族や友人との日常的な会話の中で心がほっとすることがあります。このポスターにはそんな私がほっとしたときに感じた安心感やささやかな喜びを表現しました。
千葉 未悠
「100個の卵焼きの中から母の卵焼きを 当てられる自信がある」という自身の持論からテーマを決めました。 毎日何気なく食べていた家庭の味は、年齢を重ねるほどに懐かしく感じることが増えると感じます。自宅のごはんが持つ温かさと安心感は、成長していく子どもたちの心の中に深く刻まれ、懐かしくなるような存在であることを表現しました。
主催 | 東北地区印刷協議会(青森・岩手・秋田・山形・福島・宮城各県印刷工業組合) デザイングランプリTOHOKU実行委員会 |
主管 | 宮城県印刷工業組合 |
協賛 | 株式会社竹尾/株式会社ユポ・コーポレーション |