• お客様:一戸町教育委員会
  • 展示室のレイアウト提案、パネル製作、会場設営

この企画展「自然とともに生きる縄文人展」は、岩手県一戸町にある「御所野縄文博物館」で、2022年秋に開催されたものです。
当社では、展示室のレイアウト提案、パネル製作、会場設営を担当。「展示室に入ってすぐどこに目がいくか、どのように見てもらいたいか」など、回る順番や見学者の動線・通路の幅などを何度も検討しました。最終的に、全トピックを把握できる見通しの良い空間デザインを採用し、ベースはパネルが映える濃いグレーに。あえて自然界にない三原色を用いてトピックを際立たせ、空間と展示内容にメリハリをつけました。三原色の配置にあたっては、展示室の模型を作って確認。子どもから大人まで研究の「ワクワク」を空間全体で感じられるように計画しました。
会場設営については、寸法取りなどの下調べから行い、会場図面を作って打ち合わせを重ねました。社内デザイナーと密に連携し、施工仕様に合わせたデザインに調整できたので、滞りなく展示室を完成させることができました。お客様をはじめ、多くの方にご協力いただき無事に施工できたことに深く感謝しています。