• お客様:一戸町教育委員会
  • 仕様:A1判、カラー印刷(耐光インキ使用)
  • 第53回岩手広告賞 ポスターの部 岩手広告賞

岩手県一戸町にある「御所野遺跡」は、縄文時代中期後半(約5,000年から約4,200年前)の拠点集落跡です。「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の一つとして、2021年7月、世界遺産に登録されました。このポスターは、その登録決定に際して制作されたものです。
当社では、企画・デザイン・印刷を行いました。世界遺産登録を「はじまり」と捉え、「より多くの人々に愛される場所に育てていこう」というメッセージをキャッチコピーに込めました。遺跡を代表する特徴的な竪穴建物の写真と、芽吹いたばかりの双葉(ふたば)のイラストを組み合わせて、「成長のはじまり」を表現しました。
指定地域一帯は、縄文の風景が復元された公園に整備されています。隣接する御所野縄文博物館には、焼失住居の出土状況や、遺跡から出土した土器などを展示するほか、縄文ムラの様子を巨大スクリーンとプロジェクションマッピングで再現。遥か昔の人々の暮らしに、臨場感をもって、思いを馳せることができます。