SDGs宣言

当社は創業以来、岩手県盛岡市を拠点に活動し、本業を通じ地域の発展に貢献することを目指してまいりました。お客様に寄り添い、お客様の良きパートナーとして、ニーズを確かめ、要望に応え、品質・技術の向上を図り、期待を超える印刷物を提供し、お客様と共に成長してきました。騒音公害や健康に配慮した工場で、資源の再利用、環境負荷が低減される植物性インキの使用に取り組み、いち早く森林保護につながるFSC認証を取得し、お客様への提案を行ってまいりました。また、安全な個人情報データの加工処理受注のため、先駆けて、個人情報保護法に則ったプライバシーマークを取得し、お客様の信頼を得ております。
当社は国連で決議された、持続可能な開発目標(SDGs)に賛同し、これからも環境問題に取り組み、お客様への提案を行うと共に、社員が働きやすい環境の整備、地域貢献活動を行い、持続可能な開発目標実現を推進してまいります。

2024年5月1日
川口印刷工業株式会社
代表取締役社長 久保正路

取り組んでいること

国立公園オフィシャルパートナーシップ締結

環境省では、民間企業・団体と相互に協力して国立公園の魅力を世界に向けて発信し、国内外の利用者の拡大を図るため、国立公園オフィシャルパートナーシッププログラムを推進しています。当社は国立公園オフィシャルパートナー企業として、「rakra」「おでかけ・みちこ」において、十和田八幡平国立公園などの東北エリアに位置する3つの国立公園の魅力を発信しています。

プライバシーマーク認定(PMS)

プライバシーマーク制度は、日本産業規格「JISQ15001個人情報保護マネジメントシステムー要求事項」に適合して、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者等を評価して、その旨を示すプライバシーマークを付与し、事業活動に関してプライバシーマークの使用を認める制度です。

令和5年度いわて健康経営認定事業所

働き盛り世代の健康づくり推進、健康経営の実践的な取り組みのステップアップを目的とした、県が定める認定基準を満たし、岩手県知事より認定を受けました。

いわて女性活躍認定企業等(ステップ2)

経営者の宣言のもと、女性活躍推進(女性管理職の増員)に取り組んでいることにより、岩手県知事より認定を受けました。

いわて健康経営宣言

経営者の宣言のもと、従業員の健康推進に取り組んでいます。具体的には健康診断、保健指導、再検査の推奨、朝のストレッチを行っています。

従業員教育

従業員を対象に入社時・昇格時等様々な研修への参加及び、通信教育の受講の案内をして知識向上の機会を与え、期限内に終了した人には半額の補助をしています。(年1回)

熱中症対策

安全衛生委員会で、夏季に特に気温の高くなる印刷加工課オフ輪室で気温や熱中症指数の計測を行っています。また、夏季期間のオフ輪作業者への水分補給にペットボトル飲料を配布し熱中症予防に努めています。

献血活動

病気の治療や手術などで輸血を必要としている患者さんの尊い命を救うために、年2回従業員を対象に献血を行っています。

清掃活動

創業100周年を機に始まった活動。本社工場前の道路のごみ拾い、草取り等、40~50名の有志で行われています。(年1回) 東京支店は毎日工場付近の清掃を行っています。

盛岡テクノミュージアム登録

製造業等について理解・関心を深めてもらうための登録。製品やそれに関連した資料などを展示、見学の受入体制を整備し、学生等の地元定着に尽力する目的もあります。

FSC認証紙の使用

FSCの森林認証制度は、「森林の管理や伐採が環境や地域社会に配慮して行われているかどうか」を評価・認証し、適正に管理された森林木材による製品であることを証明するものです。FSC認証紙を薦めることは、適切な森林管理を行っている林業者を支援し、世界の森林保全に貢献することにつながります。

いわて地球環境にやさしい事業所認定

岩手県では、地球環境に配慮した取り組みを積極的に行っている事業所を「いわて地球環境にやさしい事業所」として認定しています。地球温暖化を防止するため、電気、燃料等エネルギーの消費による二酸化炭素の排出削減に取り組んでいる県内の事業所を4つの区分で認定し、区分に応じた4種類のマークで表示するなど広く県民に紹介する制度。当社は平成17年に認定済みです。

無処理CTP版の使用

現像処理を要するCTP版から処理をしない無処理CTP版に変更しています。現像液を使用しないため、薬品や水、廃液処理が不要となります。

Non-VOCインキの使用

Non-VOCインキは、構成成分中の高沸点石油系溶剤を植物油などに置き換えて1%未満に抑えたインキです。植物油には、大豆油、亜麻仁油、桐油、ヤシ油、米ぬか油などがあります。従来の植物油インキよりもさらに進んだ環境にやさしいインキです。

Japan Colorマッチング認証取得

JapanColorマッチング認証は、高度なカラーマネジメント技術を駆使して、印刷物の色を、基準値の許容幅に入れることができる能力等について認証します。認証取得により製品の品質を高水準で安定化し、紙・インキの使用量を削減して環境負荷の低減に貢献します。

メディアユニバーサル認定資格(MUD)

MUD検定は、老眼や白内障の中・高齢者や色覚障がいの方々などにもわかりやすい印刷物、Web、サインなどを、制作・発注できる知識・技術を習得することを目的としています。MUD検定の受講対象者は、印刷関連業者に限らず、印刷デザインを発注する企業や官公庁、デザインを学ぶ学生など、広く一般の方々を対象にしています。

MC Catalog+の活用

日本語で作られた印刷物のデータを、多言語配信電子ツール[MCCatalog+]に展開。掲載文章の自動翻訳機能や音声による読み上げ機能により、誰ひとりとして取り残さない情報発信をサポートしています。

ゴミの分別

社内から発生するゴミを、再生利用廃棄物、別回収ゴミ、燃えないゴミ、燃えるゴミ、その他に分別しそれぞれ専門の業者に廃棄及びリサイクルを委託しています。各業者からはマニフェストを発行してもらい、廃棄物が適正に処理されているか常に確認を行っています。