- 広告主:世界遺産平泉保存活用推進実行委員会事務局(岩手県文化スポーツ部 文化振興課)
- 制作統括:株式会社オリンピア企画
- ポスター仕様:B2判、カラー+特色印刷
- チラシ仕様:A4判、カラー+特色印刷
2024年11月、東京・一ツ橋ホールを会場に行われた「平泉学シンポジウム」のポスター、チラシを製作しました。
当社ではコピーライティング・デザイン・印刷を担当。美術展ではなく、学術的なシンポジウムであることを念頭に、参加者の敷居を低くし若い人にも関心を持ってもらいたいという意図に沿って制作しました。
「平泉の仏教美術」というタイポグラフィは、文字の一部分を太く白抜きにしたところに「金色堂内にある模様」を金刷りで飾り、細部に宿る仏教美術の美しさを表現。象徴としての金色堂とともにビジュアルとして見せました。世界遺産平泉の価値を振り返る機会となることから、平安時代と平安仏教をイメージさせるコピーを配置。中尊寺ハスをシンポジウムのキービジュアルとし、今後の展開でもシンボル的に使えるイメージにまとめています。
印刷では、紙面全体に特色の「金色」を敷き、通常の印刷では表現できない光沢のある質感を出して、平泉の黄金文化の特徴を表しています。